第59回釧路地区母親大会

分科会

第1分科会 「くらしと平和と人権」 テーマ:平和って何!! 今 瞭美さん(今法律事務所 弁護士)

「あなたは平和って何か知っていますか。」「平和憲法を守ろうって知っていますか。」日本国憲法ができたとき、この憲法を守ろうという政党はなかったということです。保守的な政党は、「押しつけ憲法」をなるべく早く「自主憲法」に改正しようと言っていたということです。

そして、革新政党も、まだ、この憲法では不十分だと主張していたということです。

しかし、この憲法が70年以上そのままの状態で厳然として私たちの平和な生活を守ってきました。そして、この憲法は、世界で最も先進的な憲法と言われています。

私達は、平和憲法のありがたさを今一度確認し、生活を守っていきたいと思います。どうすれば、この憲法を守っていけるのか、一緒に考えましょう。

第2分科会 「食の安全とくらし」 テーマ:発達障害発生率世界2位の日本 ~経済優先によってないがしろにされるいのちと食の安全~ 野呂 光夫氏(元農民運動北海道連合会 書記長)

いま日本人は3度の食事のうち、2食分を輸入でまかなっています。輸入される食品は、遺伝子組み換え食品に加え、残留農薬の基準が次々に緩和され、神経毒性の強い物質が大量に持ち込まれています。
遺伝子組み換えによって栽培される輸入大豆やトウモロコシなどには、農薬ラウンドアップが残留します。さらに、カナダやアメリカでは小麦の収穫作業の効率を上げるために、直前にラウンドアップを散布しているため北米産小麦を原料にした」パンやラーメン、ケーキなどのお菓子類からもラウンドアップの主成分・グリホサートが検出されています。

さらに、蕎麦やひまわり、菜種などにもラウンドアップを散布した後に収穫するため、同様な状況となっています。

日本の港に荷揚げされますと、ほとんどの輸入農産物をネオニコチド系農薬で燻蒸されます。

グリホサートは国連保健機関が発がん性物資に指定しており、ヨーロッパではその使用を控える動きが強まっています。グリホサートは同時に、ネオニコチノイド系農薬同様に、神経毒性があります。

この二つの神経毒性のある農薬を接種することによる障害として、発達障害があります。

日本は、韓国についで世界2位の発達障害発生率が高い国になっており、数年でトップに躍り出る可能性が高くなっています。
経済優先の結果として、私たちのいのちと食の安全が犠牲にされています。経済効率優先のグローバル貿易を見直し、食料自給率を引き上げ、持続可能で安全安心の農産物を生産できる家族農業に転換をはかることが緊急課題となっています。

第3分科会 「女性と健康」 テーマ:自分と向き合う時間を大切に」 大道寺 梓さん(鍼灸、アロマあんずの種 鍼灸師 セラピスト)

凝りや疲労など、感じていても日々やることに追われてなかなかケアができない。そんな時にちょっとの時間でも簡単に行えるセルフケア方法を知っていれば、辛い時にツボやアロマが心強い味方になってくれます。ぜひ、毎日の生活にご活用ください。

  1. ツボとは
    東洋医学のお話をしながら、ツボや体にどのような効果があるかなどを踏まえてお伝えします。
  2. アロマとは
    植物の花や葉、果物の皮などからとれる香りの成分。アロマ一つひとつ香りの効能はさまざまです。
  3. ツボとアロマ実践編
    上記を踏まえた上で実際に自分の体で試してみましょう。ツボ押しやアロマの香りで体も心もリラックス。
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